橋下徹さんの著書「交渉力」が非常に勉強になったので振り返りとして投稿してみます。
・結論
交渉とは話をまとめる力
成功のポイントは自分の要望の整理
事前の準備で9割決まる
手法① 相手に利益を与える
手法②合法的な脅しを使う
手法③お願いする(笑)
交渉力を高めるためにはまず自分の力を高めること。
・内容
本書は橋下徹さんが大阪府知事、大阪市長の際の事例を通じて交渉方法についてまとめたものです。
著書本人の豊富な体験談が随所に散りばめられていて、読んでいて臨場感、没入感がある著書と感じました。
よく海外の出店などで相手の言い値に対して、かなり低い価格から交渉を始めることがあると思います。どのような買い物でも相手にふっかけて、そこから価格をすり合わせる手法はありますよね。これを橋下さんは「仮想の利益」といい、実際には相手に利益を与えていないにもかかわらず、自分が譲歩することによって相手が利益を得たように感じ交渉がまとまりやすくなるというものです。
また、北朝鮮、日本の外交手法を例にだし、対等な交渉をするには自身が力をつけていくことが大事だと結論しています。
人事を会社に握られている、財布を奥さんに握られているなど、そこから交渉していくためには自身がスキル、知識を身につけていかないといけないですね。
