足・足関節
この記事では足関節骨折で頻繁に遭遇する後果骨折の分類についてまとめています。 今回の要約 後果骨折で骨折部の面積が25%未満では保存治療が選択される場合が多いです。 後果骨折の分類はHaraguchi分類が汎用されており、アプローチの選択に有用です。 後…
この記事の要約 ・足関節の単純X線写真では内旋位で撮影するMortise viewも重要です. ・骨折が明らかでなくても捻挫(靭帯損傷)の可能性もあり,遠位脛腓関節部にはシンデスモーシスという構造が存在します. 【構造】 【単純X線写真】 ー正面像 ー側面像 …
【構造】 【単純X線写真】 −側面像 -ベーラー角 −軸位像 −アントンセン像 【構造】 ・踵骨は足根骨最大の骨で皮質骨が薄く海綿骨が豊富です. ・内側の載距突起は内果より1横指ほど下方で体表から触知可能です. ・載距突起は三角靭帯,踵舟靭帯が付着し下方…
【構造】 【単純X線写真】 −正面像 −側面写真 −斜位像 【構造】 ・足部は26個の骨で構成され,踵骨,距骨で構成される後足部,舟状骨,立方骨,楔状骨群で構成される中足部,中足骨,趾骨で構成される前足部に分類される. ・後足部と中足部をつなぐChopart…
アキレス腱断裂の低侵襲手術 目次 アキレス腱断裂の低侵襲手術 アキレス腱断裂の部位と血流,手術保存治療の違いについて アキレス腱断裂の手術治療 低侵襲治療の紹介 アキレス腱断裂の部位と血流,手術保存治療の違いについて アキレス腱断裂は腱の変性が関…
アキレス腱断裂 スポーツ,軽度な外傷を契機に発生するといわれています. 発生の基盤に腱の変性が関与している.とされています. (Chen et al, Clin Anat. 2009) アキレス腱は図のような血流支配となっているため,踵骨付着部付近から2−6cmほど近位で断…