結論から書きます
“●●に骨折があると思います,宜しくお願いします.”
救急外来における整形外科コンサルテーションは上記で終了です.笑
逆に,内科的なコンサルテーション.
いわゆる,“病歴はこうこうで,こういう所見があって,こういった鑑別も考えたのですが,こうかと思いましたので一度先生に御高診をお願い致します.”
というものは一切不要です.(私見)
もちろん
病歴
いつ,どこで,どういう状況で,何をしている時に発症(受傷)
所見
歩行できる,圧痛部位は,変形,腫脹,神経・感覚障害の有無
画像
単純X線写真,迷ったらCT検査
をやるのは必須です.しかし,それを一から十まで電話で伝えなくていいです.
感覚障害,神経障害,開放骨折,脱臼があれば,伝えればいいです.
なぜか
①整形外科医は基本的に忙しい
②体育会系,短気が多い
③自分で画像をみた方が早い.
などなどの理由があります.
なので遠慮せずコンサルテーションしてください.
その際,最低限の骨の名称,部位などは伝えるようにしましょう.
コンサルテーションテンプレートです.電話の際はこれを簡略化してください.
整形外科 外来担当先生 侍史
#1.●●の疑い
#2.(その他の既往歴)
平素より大変お世話になっております.
●月●日●●で受傷された方です.
■■(手関節,膝関節,足関節などざっくり)に疼痛があり,単純X線写真で
☓☓骨の近位or遠位,(±掌側or背側,足底or足背)に骨折を疑いました.
貴科的にご高診,ご加療いただけましたら幸いです.
お忙しい中大変恐縮ではございますがよろしくお願いいたします.